第63回は2019年6月!安城学園高等学校 第62回定期演奏会【定演レビュー】

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次回、第63回定期演奏会を2019年6月に控える安城学園高等学校吹奏楽部。

2019年2月11日、刈谷市総合文化センターアイリスホールで第62回が行われました。

(第63回定期演奏会情報の詳細は分かり次第お伝えします!)

(第63回定期演奏会の情報はこちらからどうぞ! チケットはこちら

 

同校は全日本マーチングコンテストで銀賞を受賞するなど、実力は折り紙つきです。

それではさっそく、レビューをどうぞ!

※以下、動画と同じ内容になります。動画は当日演奏された一部になります。全曲ではありません。

 

「第62回定期演奏会、スタート!」
「「イエーーーイ!!」」

第1部 Concert Stage

Q.第1部の見どころは?

部員「1部の見どころは、3曲あって、オープニングは素晴らしい「北のオーロラ」という、もう素晴らしいハーモニーがホール中に渡る素晴らしい曲なんです。で、2曲目は、課題曲なんですけど新生の1,2年生で演奏するのでとても見どころだと思います。そして3曲目は、今年の私たちの夏のコンクールの自由曲となっているので、思い出がつまった曲なので、すべて素晴らしい作品となっております!」

 

 

 

オープニングを飾るのは、「Autota Borealis 北のオーロラ」です。白いおそろいのジャケットは、腕の赤いラインが楽器の動きを大きく見せてくれています。夜が明けたような清々しい始まりで、音の濁りのない澄んだ空気が広がります。ゆったりとした曲調でありながら、細かな抑揚で次々と盛り上がりが表現され、これから始まるわくわく感をどんどん高めてくれます。

 

 

続いて映像は「祝典のためのファンファーレ」へ。いきなりの細かい音の連続、しかも難しい和音進行。少しでも外せば一気に汚い曲になってしまう、難易度の高い曲です。しかし音の粒のなんとそろっていることでしょう。見事に弾きこなし、荒波のような表現に圧倒されます。そしてハンマーの音によるゲネラルパウゼ。ゆったりとした曲の再起も、指はまったくゆったりしていません。これだけの音を並べて、なおゆったりと聞かせるのは、さすがの技術力です。

場面は変わり、大盛り上がりのファンファーレへ。キラキラと華やかなパーカッションに乗せて、艶めく金管の音が鳴り渡ります。会場を解放感が、感動が包みます。

第2部 Guest Stage

Q.第2部の見どころは?

部員「3年生最後のラストステージで、世界的に有名なアンドレ・アンリ先生来ていただいて、本当に素敵なステージにしたいと思うので、貴重な時間を大切にして演奏したいと思います」

 

 

 

ゲストステージは、アンドレ・アンリ先生をゲストに迎えた「トランペット協奏曲」から始まります。アンリ先生のトランペットの演奏は、繊細ながら芯のある、美しい音色。第1部もそうでしたが、安城学園高校の演奏は、聞かせるべきパートをしっかり理解し、支える音の作り方が見事。第2部のゲストステージではその点が光り、アンリ先生の繊細な演奏を一層際立たせる素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

第3部 Pops Stage

Q.第3部の見どころは?

部員「3部は、今回の定期演奏会のために、安城学園の生徒や保護者の方にアンケートを取って、完全オリジナルのポップスのメドレーになるので、たくさんの平成のポップスを聞いて楽しんでいただきたいです!」

 

 

 

まずは生徒のアンケートから作られた「生徒が選んだ平成メガヒットメドレー」の演奏からです。演奏に合わせて踊りあり、手拍子あり、全員で体を揺らして曲を表現したりもします。演奏は安心して聞いていられる高いクオリティのまま、親しみやすいステージに仕上がっています。

 

 

 

ブルゾンちえみ(のコスプレをした男子生徒)のコントが挟まり、「保護者が選んだ平成メガヒットメドレー」へ。より観客に馴染みのある曲をとの心配りが、このメドレーを生んだのでしょう。こちらも踊りなどが楽しい、ノリのよいステージです。

 

 

 

 

「生徒が選んだ平成トップ3」では、演奏が始まると観客からはすぐさま手拍子が。3位、2位、1位と曲調の違う曲を、それぞれの良さを生かした演奏表現やライティングの構成で、舞台一体となって盛り上げます。曲ごとの雰囲気の演出は見事の一言。

 

 

続いての「合唱と吹奏楽「いのちの歌」」に入る前に、部員の話が入ります。

部員「皆さんにとって、当たり前、とは何ですか?私にとっての当たり前、それは楽器を演奏すること。ここにいる皆と演奏すること。私は1年生の途中から、手が動かなくなり、演奏することが当たり前、ではなくなりました」
部員「そして、今日、やっとここに立つことができました。これは、どんな時も傍にいてくれた、両親や先生方、ここにいる皆が支えてくれたからです。今、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございました。この「いのちの歌」には、大切な人と自分のかけがえのない日々、そして、その命があることの喜びがつづられています。本日は全員で、この会場にお越しくださった皆様に、心を込めて、この歌をお届けいたします。指揮は本校コーチ、寺脇勇治先生です」

 

 

「合唱と吹奏楽「いのちの歌」」は、シンプルなユニゾンの合唱から始まり、澄んだ歌声が響きます。そして歌はサビへ。吹奏楽も加わり、情感を押し上げ、歌のハーモニーが会場全体を包みます。

第4部 Drill Stage

Q.第4部の見どころは?

部員「4部はマーチングステージで、ガードショー、バンドショー、バッテリーショーの3つで構成されてるので、見どころがたくさんあるので、ぜひ楽しみにしていてください!」

 

Marching Show and Battery Show Mission Impossible Special Night」と題された演目では、黒に赤のライトで浮かび上がる、危険な雰囲気で始まります。刺さるような音、さらなる危険の波をはらんだ、大きくゆったりしたガードの動きが観客を釘付けにします。

場面は変わり、波乱の曲展開に。一糸乱れぬ動きをしながらの、音の粒のそろった演奏。

また場面は変わり、フルートとトランペット、そしてダンスの見せ場になります。ゆったりと豊かな音を響かせるフルートとトランペットに、伸びやかなバレエ調のダンスが、手足を十分に使って大きく、流麗に華を添えています。

 

 

次はバッテリーショーです。カジュアルな雰囲気で、スネアがソロをキメれば、シンバル5人が、まるでシンバルがガードであるかのように踊ります。

 

 

 

続いて、全員そろっての盛り上がり。観客を圧倒する音に、大きなフラッグが舞います。盛り上がりが収まった……と思ったら、お馴染みのミッションインポッシブルのテーマが始まり、観客をぐいぐい引き込んでいきます。目まぐるしく、そして恐ろしく正確に変わる隊形。圧倒されたまま、曲はフィナーレを迎えます。

 

 

最後を飾るのは、「ゆめはひそかに」です。「わーーーー!」と舞台上を駆け回る部員達。これまでの雰囲気から一転して、カジュアルに、そして何より楽しそうに演奏と演技を行っています。こんなに自由な雰囲気でも、音の粒が崩れないのは基礎がしっかりしている証。ドリルの皆さんもカジュアルに踊りながら演奏をし、最後の一音まで観客を魅せ続けてくれました。

そして、全員でお辞儀をし、お礼を言います。
「「ありがとうございました!!」」
安城学園高等学校吹奏楽部の皆さん、お疲れ様でした!

第63回定期演奏会も楽しみにしています!

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